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「『恋だの愛だの』」
疾風怒濤

[6]縁は異なもの

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縁は異なもの

     【人の縁というのは ふしぎなもので どこに出逢いがころがっているかわからないのです】



「つ、椿君!手!手…っ!」

 おっと

 キスの続きで
 つい下着の中に 潜り込みかけてた手を しぶしぶ引き戻す。

「う~っ!」

 かのこが 真っ赤な顔でにらんでくる。

 その唇が つややかに光ってて やばいほどに色っぽい。

「この際だ…。恋人のフルコース 一気に…」

「ダメ!絶対、ダメ!ふしだらだよ!椿君!!」

「おまえ…ホントに 平成生まれかよ…なんだ?その古めかしい言い回しは」

「こ、恋人になるにあたって!椿君に ひとつだけ 条件がある!!」

「…条件?浮気するなってことなら 言うまでもないぞ?」

「じゃない!
 ってか、もし そんなことしたら 無条件解消に決まってるじゃん!当然!」
 
「…じゃ 何だよ」

 俺のほうが 浮気するなんて可能性は
 全く0なので(自信もって言い切れる!)

 気にせず、先を促す。

「私は ヴァージンでヴァージンロードを歩きたいっ!!」

「…はぁっ!?」

「その条件 守れないなら さっきのは 反故(ほご)ね。反故!」

「って!
 おまえ ホントに いつの時代の生まれだよ!!」

「なしくずしに うやむやに…ってのが やなの。それがイヤなら 椿君とは ここで…」

「…わかった!」

 いや
 これは むしろ チャンスっ!

 かのこが ほっとした顔をする。

「よかった!椿君なら わかってくれると思っ…」

「つまり おまえは 俺と早く結婚したいと…こういうわけだな?」

「はぁ!?」

「よし!すぐ おまえんちに挨拶に行こう!結婚の許可 もらいに!」

「そ、そうじゃなくて…!私たち あくまで清く正しく プラトニックなおつきあい…」

 何やら わめいてるかのこは無視して 携帯をとり出す。

 あらかじめ登録しておいた番号を呼び出した。

「はい、苗床です」

「初めまして 椿初流と申します」

「…え!?椿さん…って!確か かのこと 同居する予定のお友だち…?」

「はい 失礼ですが お姉さまで?」

「え、い、いえいえ 母親で…!って!えっと。まさか あなた男性!?」

「…女性の声に 聞こえますか?」

「え、え、え!?うそ!かのちゃんったら!
 同居っていっときながら、ホントは、同棲だったのねー!」

 あー。納得。

 よく家族が 男との同居 許したもんだと謎だったが。

 かのこのやつ!
 俺を 単に「友だち」としか 言ってなかったんだな!?

 家族は 完全に同性の友だちと 思い込んでたようだ(ま、そりゃ、そうだろうが)

「お嬢さんとの結婚の お許しをいただきたいんです!」

「椿くんっ!?」

 携帯取り上げようとするその手を抱きしめることで封じ
 悲鳴をあげるかのこの口 空いた手で ふさぎ

 びしっと言い切れば
 ぱにくってた母親が ぴたり 沈黙した。

「ご挨拶に伺わせていただきたいのですが、本日は ご都合 よろしいでしょうか?」

「…は、はいっ!な、何時ごろに…?」

「ここからですと 片道3時間かかる距離ですので…」

 かのこの父親が帰ってる時間に合わせて 6時間後に約束を取り付けた。

 電話が終わってから かのこを開放してやった。

「つ、椿君!!」

 かのこが 真っ青になって震えてる。

「今から 約束 取り付けてりゃ 遅くとも 半年後には 結婚できるだろ」

「うちの家族が 許すと思ってんの?!お互い、18だよ?!
 若すぎるって 反対されるにきまってるじゃん!!」

「なんとしても 説得する!」

「あ、あの…つ、椿君?そんな あせんなくても その…
 ゆ、ゆっくり 愛情を高めあって 清く正しくプラトニックに…」

「無理!」

「うっ!」

「俺は お前が欲しい!」

 さっき
 うっかり ちょっとかじっちまったんで なおさら 我慢きかない!

 かぁぁぁ
 かのこのほほが りんごのように真っ赤になった。

「ほら、支度しろ。途中で 飯食う時間も考えて 余裕持って出るぞ」

「…この服で…!?」

 はっ!

 かのこが うらめしそうにみせてるそれは
 俺が さっき 引き裂いてしまったブラウス!(…の残骸)

「あー。い、1階にブティックがあるから、急いで 何か 買ってくる!」

「うーんといいもの 買ってきてよねっ!!」

「…わかってるよ…」

まずった…
 当分 ねちねち いやみ言われそうだな これは…。


 


「椿君…何 その大量の荷物…」

「何やかや 店員に押し付けられて…な」

 やたらハイテンションな店員で
 レディスのブラウス1点だけっていったのに
 メンズコーナーに強引に引っ張って あれこれ試着させやがった

「もし 誰かに『どこの服?』と聞かれたら『この店で買った』と お答えくださいね!」

 とか 言われて
 10着くらいの服 押し付けられた。

「…さすがだね 椿君 貢がれ人生まっしぐら たらしの王様 歩く広告塔?」

「何だよ、すねるな。ほら、ちゃんと お前の分のも もらってきてやったから」

 どさどさっと 5,6着の服 かのこに渡す。

「ホント…何事にも 抜け目ないよね…椿君って…」 

「俺も 部屋で支度してくる。10分後に 廊下で集合な」

「30分後にして!…その…っ しゃ、シャワー浴びたい!」

 自分の胸 抱きしめるようにして かのこが ほほそめてうつむいた。

「…ふぅ~ん?」

「 な、なにっ?」

「シャワー程度じゃ 俺の感触 消えないと思うけど?」

 ぼぼぼぼぼ

 かのこの顔が 真っ赤に染まる

 …やばい

 と 思った次の瞬間には かのこは俺の胸の中

「ちょ…椿く…ん」

 何か言いかけた唇を 口付けでふさぐ。

「…ん、ん~!」

 かのこが 俺の体を ぐぃっとひきはがす。

「じ、時間なくなるよ…!」

「…ああ…だな…っ」

 やばい

 理性が すこーっんと とんでた。

 ホント やばい
 我慢してた反動か

 緩んだタガは もはや締めなおしは不可能

 これは…
 なんとしても かのこの親 説得して
 少しでも早く 結婚の了解とりつけないと

 今の俺
 自分でも 完全に制御不能だ…!!















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