スポンサー広告

スポンサーサイト

 ←続:短夜(side:R)【白蓮青松 №35】 →続:短夜(side:S)【白蓮青松 №36】(BlogPet)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



総もくじ  3kaku_s_L.png 松蓮聖戦
もくじ  3kaku_s_L.png 天地の詩
もくじ  3kaku_s_L.png 宝物
もくじ  3kaku_s_L.png 献上品
もくじ  3kaku_s_L.png 単発SS
総もくじ  3kaku_s_L.png 『恋だの愛だの』
もくじ  3kaku_s_L.png ツイッター
もくじ  3kaku_s_L.png バトン
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
【続:短夜(side:R)【白蓮青松 №35】】へ  【続:短夜(side:S)【白蓮青松 №36】(BlogPet)】へ
  • TB(-)|
  • CO(-) 
  • Edit

「松蓮聖戦」
第3章 白蓮青松

続:短夜(side:S)【白蓮青松 №36】

 ←続:短夜(side:R)【白蓮青松 №35】 →続:短夜(side:S)【白蓮青松 №36】(BlogPet)
続:短夜(side:S)【白蓮青松 №36】




「亮!そんなとこにおらんと こっちきなはれ。」

  母親の声に おずおずと 7歳くらいの男の子が顔を出す。
  
「亮ちゃん?まあ おおきゅうなって…!
うちが ここ出るときは まだ2つやったのに…。」


  日ごろ 舞妓・芸妓に囲まれて 美しい女には 免疫があった少年の目にも
 目の前の女は一段と あでやかで ついはにかむ。

「亮!鈴香はんや。今日から、この清河の芸妓さんや。挨拶し。」

 置屋にとって舞・芸妓は 宝。
 幼いながらも その程度の知識はたたきこまれてる。
 
「よろしくお願いします。」きっちり お辞儀をする。

「まあ!おりこうはんやね、ぼんは!」
  目の前の 可憐な美女は やさしくほほえんだ。

「娘の鈴音や。なかようしたってな?」
  それまでは 母の後ろに隠れてた 幼い少女が そっと顔を見せた。
 
  目の大きな色の白い鼻筋の通った
  …日本人形のように 愛らしい少女。

「よろしゅう おたのもうします」
  かわいらしい声で ていねいにお辞儀されて

「う、うん…」
  とたんに
  真っ赤になってうつむいてしまった。

「ま!この子。この年で 色気づいてからに…」

  女将が息子をからかい 鈴香という芸妓も楽しそうに笑った。







 ぷちっと DVDを消す。

 何度見ても
 胸が 痛い。

 初めてあった瞬間から 幼いながらも 真剣に大切にして
 いつでも そばにいて かばってきた。かげになり ひなたになり…

 あんなに
 ファンが「亮」に感情移入して同情的だったのは

 「亮」の「鈴音」に対する
 長年の 想いが 献身が
 あまりにも 純真で ひたむきだったから…。

 オレも
 こういうふうにされてきた
 ひたむきに 想いをよせられて 尽くされてきた

 …なのに
 裏切って…傷つけた…。

 だから…

 これ…は

 自業自得…。

 あいつを せめたり できない…。

 今
 味わっている この痛み…は 天罰…!

 責めるなら オレだ。

 誰より自分自身を 責めない…と!


 …わかって…は…いる…

 いても…!


 いまさら どうしようもないのに…!

 思わずにいられない。
 
 どうして
 「亮」のように できなかったのだろう…。

 初めて会ったとき
 抱いた気持ち…好意を
 素直に思うがままに表現して

 大事にして…いれば…。

 甘えとわがままな独占欲
 そんな別の形でしか表せなかった

 オレだって 思ったのに
 初めて 会ったときから

 「この子は オレのものだ!これから ずっと!」

 オレも そう思ったのに…!
 初めて 会ったそのときに…!

 そのときから ずっと!
 …今まで ずっと…っ!




 関連もくじ一覧 ▼ 
総もくじ 3kaku_s_L.png 松蓮聖戦
総もくじ 3kaku_s_L.png 『恋だの愛だの』
総もくじ  3kaku_s_L.png 松蓮聖戦
もくじ  3kaku_s_L.png 天地の詩
もくじ  3kaku_s_L.png 宝物
もくじ  3kaku_s_L.png 献上品
もくじ  3kaku_s_L.png 単発SS
総もくじ  3kaku_s_L.png 『恋だの愛だの』
もくじ  3kaku_s_L.png ツイッター
もくじ  3kaku_s_L.png バトン
もくじ  3kaku_s_L.png 未分類
【続:短夜(side:R)【白蓮青松 №35】】へ  【続:短夜(side:S)【白蓮青松 №36】(BlogPet)】へ

~ Comment ~

管理者のみ表示。 | 非公開コメン卜投稿可能です。

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

  • 【続:短夜(side:R)【白蓮青松 №35】】へ
  • 【続:短夜(side:S)【白蓮青松 №36】(BlogPet)】へ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。